病気で手術が必要ですが、ノービザで保険にも入っていません

夫の友人が病気になってしまいました。入院・手術が一刻も早く必要なのですが、彼はノービザで、保険にも入っていません。病院から入管に通報されてしまうことはありませんか? そして、保険なしではその医療費の負担が莫大になってしまって、とても一度に払えそうにありません。どうにかならないでしょうか?

病気になったノービザの外国人が、通報を心配して病気をこじらせたりするケースをよく聞きます。病院には患者の秘密を守る義務がありますから、基本的には大丈夫です。ただ、「通報しないで」とひとこと添えてもよいかもしれません。それから医療費の件ですが、病院側と交渉して、分割で支払うことを検討してもらってください。また、行き倒れの人を助けるための「行旅法」という法律があります。これによって、医療費は地方自治体が負担してくれます。ただし、自治体によっては「行旅法」の運用がされていないところがあり、さらに「本当に行き倒れか」という審査で、認定されないこともあります。お近くの外国人支援グループにお問い合わせください。それから、自治体によっては、未払い医療費の補填制度があります。「補填制度を適用して、治療をお願いします」と、病院に訴えるという方法も考えられます。ビザがない人は、公的な健康保険には入れません。保険がないと、病気やケガなどの際の医療費は、たいへんな負担になります。そこで、現在までに「みしゅっく」で把握している、ビザの有無を問わない医療保険の互助組織をご紹介します。ただし、利用できる病院が限られているほか、歯科での加療、入院、外科手術がカバーされていないなど、一般の医療制度にくらべ、かなりの制限があります。

・横浜:港町診療所互助会(℡045-453-3673)
・池袋:国際互助組合ブライト(℡03-3590-9110) 

ほかにも安心な制度や団体をご存じの方は、ぜひ「みしゅっく」までご連絡ください。


更新日:2008-07-11